HLAEでキルログの設定を変更する

はじめに…

Half Life Advanced Effectsをつかってキルログの設定を変更する記事です。
HLAEでは2種類のキルログ関連コマンドが実装されています。

キルログの設定を変更する / mirv_deathmsg

キルログそのものの状態・設定を改変するコマンドです。
といってもいまいちわからないと思います。

  • キルログを特定プレイヤーのみを表示する
  • キルログの表示時間の変更やフェードアウトの時間変更
  • ハイライトの枠表示設定

が行えるようなコマンドだとおもってください。
では実際に使い方講座です。

ユーザーIDを取得する

さて、前提・必須コマンドとして mirv_deathmsg debug 1 を入力しておいてください。

この状態でキルが発生すると、コンソール上にキルログの情報は書き出されます。

CHudDeathNotice::FireGameEvent: uidAttaker=A, uidVictim=B, uidAssister=C

こんな感じです。
Attacker  キルをした人、Victim  倒された人、Assiter  アシストした人です。

このA B Cにはそれぞれ数字が表示されていると思います。
表示された数字が、ユーザーIDです。

デモによって数字は異なるので、同じユーザーでもデモが違うと違う数値になります。

さて、改変したプレイヤーのIDをメモっておきましょう。

特定のプレイヤーのキルログのみを表示する

ではユーザーIDを使って、特定プレイヤーネームのみを表示する設定にしましょう。
mirv_deathmsg blockコマンドを使って、特定プレイヤーの指定をします。

mirv_deathmsg block !ユーザーID *

このコマンドを打つことで、ユーザーIDプレイヤーがキルしたキルログのみを表示します。
例えばユーザーIDが10の場合は…

mirv_deathmsg block !10 *
このような表記となります。

アスタリスクは必ず表示しましょう。

逆にある特定プレイヤーのキルとある特定プレイヤーのデスだけの場合はアスタリスクの場所にIDを入れます。

mirv_deathmsg block !10 !5

こんな具合ですね。

すべての設定を消す場合は mirv_deathmsg block clear で消せます。

キルログの詳細な設定を変更する

このコマンドではキルログの様々な設定が行えます。

mirv_deathmsg cfg
上記のコマンドに、任意の設定を追加することで表示時間の変更やフェードアウトの時間を変更できます。
基本的にコンソール上で上記コマンドを打つと、設定が見れます。

今回は表示時間を長くしてみましょう。

mirv_deathmsg cfg noticeLifeTime 60
表示時間を1分にしました.
数字の単位は秒ですので、50だと50秒、10だと10秒になります。

特定プレイヤーの表示をずっとしたい場合などに活用できます。

初期設定に戻す場合は mirv_deathmsg cfg noticeLifeTime -1 です。

ハイライト表示する

GOTVでは通常、ハイライトがありません。
個人のデモじゃないので当然ですが、それをGOTVでも再現しようっていうコマンドです。

普通のGOTVだとこんな感じで、枠の表示は無いですね。
では、ハイライト表示にしてみましょう。

mirv_deathmsg highLightId ユーザーID

これだけで、今後の全ての指定したユーザーのキルログが枠表示になります。
設定したユーザーが多ければ、全ユーザーでも可能ですが。 まあ見づらいですね。

初期状態に戻す場合 mirv_deathmsg highLightId -1

また、POVなどで元々ハイライト表示がされているものを解除する場合 mirv_deathmsg highLightId 0 を入力。
このコマンドはPOVで表示されている枠表示を強制的に排除するコマンドです。

キルログの名前を変更する / mirv_replace_name

そのまんまですね、キルログの名前を変えちゃいます。
極論自分じゃないデモの名前も自分にしたり、相手をプロチームとかの名前にしたりできます。

が、あんまりオススメな利用法ではないですね。

 

さてこちらもdeathmsgと同じでdebugを1に設定してあげる必要があります。

mirv_replace_name debug 1

ただしこちらはdeathmsgと表記が違います。
キルが発生したり、デスが発生したりすると以下の表記がコンソールに記述されます。

CUnknown::GetPlayerName: A -> プレイヤーネーム

A の部分に数字が表示されます、これがリプレイスのユーザーIDとなります。
基本的にdeathmsgとは別の数字が表示されると思います。

実際に変更しましょう。

コンソール上に CUnknown::GetPlayerName: 1 -> Azuleat この様に表記されたと仮定して変更します。

mirv_replace_name 1 AZLT

記述法は ユーザーID 新しい名前 です。
すでに発生しているキルログは変わりません。これ以降のキルログに適用されますが、巻き戻せば適用されます。

変わりました。

リプレイス設定を見る場合
mirv_replace_name list

特定ユーザーIDの設定を消す場合
mirv_replace_name delete ユーザーID

設定をすべて初期状態に戻す場合
mirv_replace_name clear

それぞれのコマンドを入力してください。

キルログの名前変更はあくまでも味付け程度にとどめておくと良いかもです。
BOTの名前を変えたり、他人のデモをあたかも自分のプレイのようにするのはやめておきましょうw

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